就職が決まってから、怒涛の日々を過ごしていました。
まず、北海道行きの前日お誘いがあった実験音楽イベント、一度は
断ったものの、思わず羽田出発日をずらし行ってしまったイベント。
”ギターの日”
灰野敬二、山本精一、鬼怒無月など以下豪華ギターリストのみのメンバー２０人で約７時間にわたるライブ。
灰野敬二が最高なギターを聞かせてくれました。一緒に弾いた若手のレゲエ風なギターに合わせ最高のセッション。
実は会ってきたんですよ。ドイツ人の彼に。。。。
私たちは終わったのだろうと思っていたんだけど、
何か名残惜しいのか、連絡がよく来る。。。。会いたいらしい。う〜〜〜〜ん。
ちゃんとハッキリして欲しいよ。このドイツ人の彼日本に半年居るらしい。
まあ、それでね、その半分彼からＧ８市民サミットのボランティアに誘われた。
Ｇ８市民サミットのボランティアは、全く内容がわからないまま
北海道へ行き、とても充実した日々を送った。
今回の私のボランティア受け入れ先は
ＡＭＡＲＣという世界コミュニティラジオ連盟の日本支部の人々です。
世界各地に小さな地域密着型の独立のラジオ局がある。それを日本人の大学の先生が中心になってネットワークでつなげ、ＡＭＡＲＣという名前をつけた。
このＧ８の為に世界各国のラジオ報道者が、北海道に来て自分の国へ
ラジオ放送をします。非営利のラジオ局の強みは、どこの圧力や情報操作もされず、記者独自の視点で情報を流せること。そして、ラジオは
端末も安く、お年寄りにも誰でもあわせ易く聞きやすい、そしてインターネット同時配信をすることで
世界にも同時に流せる。ラジオは最近見直されています。
ここで出合った人たちの働き振りには目を見張るものがありました。
こういう人々に出会い、一緒に仕事をすると言うことは本当にプラスになり、これから仕事をする上で参考になりました。
まず、仕事がすごく丁寧。そして熱意がある。ボランティアの人々も大学の講師とかとても能力の高い人たちだけど、誰でも出来そうな簡単＆退屈な仕事まできちんとこなす。不平もない。頼まれた仕事は完璧以上。
アッパレです。
ヨーロッパ旅行中は、いかに国から保障をもらって、楽して生きるかって人がたくさんいたし、
ベルリンのパーティーにもそういう人がいっぱいいた。でもね、そのなかでいろいろ苦しみがそれぞれあって、
なんか、みんな自分なりにがんばっているんだな〜〜って。 思いましたよ。
何もしなくて苦しんでいる人。
何かして、忙しくて苦しんでいる人。
苦しみはどんなときだって、どんな人にも来るんだけど、その苦しんだ
先にあるものって言うのは、何かした人としていない人とでは全く違うんだってね。なんかそんな事をここで思ったよ。
そして待ちに待った７月５日の大規模デモ”ピースウォーク”
１００００人目標でしたが、集まった人２５００人。
でも結構大きいですよ２５００人は。参加者より警察ほうが多い厳戒態勢のなか、
道の半分しか使えないデモ。そして、私は瞬間は見れませんでしたが、後で回りに居た人に聞いたり、ビデオで決定的瞬間を見た。捕まった人たちはっきり言って何もしていません・・・・。
一人はなにやらトラックの荷台上で踊りだしたら、警察の合図とともにどわーと詰め掛けられ捕まる。
どうして捕まったの？？とみんなハテナマーク。
この踊りだした人はＤＪをやるつもりでトラックの荷台へ
あがったとたん警察の合図とともにどわーと何十人もの警察に捕まってしまいました。
そして運転手はそのＤＪセットと乗っけた車を運転したため捕まる。
おそらく警察は捕まえる人をはじめから決めているとの事。その捕まえ方もハンパ無い、車の窓ガラスを割り、中から引きずり出す、引きずり出す。
みんなこんなことがあるなんて知らないんでしょうね。日本は情報操作された報道しかされていませんからね〜。
ドイツのデモの様子とは全く異なる、警察の圧力一辺倒のデモの様子でした。
警備を中心に６００億円をこのサミットで使った日本・・・・・。なんか意味があったのでしょうか。。。
私はドイツ・ベルリンのデモに何度も参加しているので、あの自由と、個人の主張の尊重、とこの
日本の圧力の差にとってもとっても大きな開きがあるように感じます。
日本の閉塞感にもつながりがあります。
相手を尊重しない、他人を尊重しない世の中。ひとびとはいろいろな考え方をもっている。それを認めないのでは、日本でたびたび起こる、サイコな犯罪はなくならないでしょうね。
個人の自由と 社会的な秩序は相反するものではありませんよ。
個人の自由や思想や考えを尊重しない国々を考えてみてください。社会的にも発展していますか？
ここにたくさんのビデオがあります。
http://tv.g8medianetwork.org/?q=ja/node/293
そして、７月６日に帰り
７月７日は休むまもなく学校に行き授業の準備に追われ
８日の日に授業がはじまりました〜〜〜〜。
楽しい☆クラス授業を受け持つのはこんなに楽しいとは思わなかった。
みんな真剣で、かわいい☆
そして、金、土、日が休み〜☆最高のスタートです。ただし給料がメチャ安。
今のところ実家暮らし以外ありえない。まあ最初はこんなものでしょ。
そして、金曜日この３日間の休みをどう使おうかと
会津まで、電車でとことこ行ってみた。
春日部駅から 会津まで、時間はめちゃくちゃかかるが一本で行ける
線があるのですよ。それで日帰りで帰って来ようとしたら、どんどん反対に北上を続け、途中一泊し、福島の北部 喜多方まで・・・・。
帰りは、２時間に１本とか１時間に一本と言うタイムスケジュールで、乗り換えに思いっきり時間をとられ、６時間掛かって帰ってきた・・・・。
日本に居ると簡単に事が運ぶ気がする。仕事探しも、イベントの情報も
旅行も。こんな生活がベルリンで出来たらな〜〜と
ベルリンを恋しく思いつつも、とりあえず進んでいくんだな。
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