なんか大それたタイトルだけど、やっぱり私は何度もベルリンに足を運んでいるだけに、ベルリンの生活様式
（ドイツのスタンダードでは無い）は好きだった。
その中で、私に影響をしたものを書き出していこうと思う。良い面だけね。
１、まず、政治に関心を向けて、かつ行動すること。
私はアクティビストではないが、自分で出来る範囲の意思表示は大切だな〜〜と思う。デモに参加するなど。
ベルリンはデモが日常茶飯事にある。まあお祭り騒ぎのようなものであったりもするが、それに
お祭りでも参加すると、あとからなんとなくその事柄について考えたり、自分が出来ることってなんだろうって思い始める。やっぱり、身の回りからこつこつとなんだな〜って思う。電気を豆に消したりする事だって大切。
デモに参加することによって、この小さい行動続けていこうって、また改めて思ったり。
ベルリン市民は全体的に政治に関心がある市民だと思う。というか、皆さんインテリジェンスであるということにすごく気を使っている。
２、モノを買わなくなった。
私は昔、洋服馬鹿だった。が、今はほとんど買わない。今日本語学校へ着ていっている服の中には、高校生のとき買った服（よくとってあったな）もあるほど。
３、テレビは無くても良くなった。うるさいと思うようになった。
家の実家は朝から晩まで、テレビをつけている。それが当たり前だった。ベルリンに来てテレビが無い家が多くとても驚いたが、ないならないで、まったく平気で、そのほうが居心地が良い。
いまは、無駄につけている家族に、無理やり消してもらったりする。私自身、はテレビ音がうるさいときは、二階に行ったり、テレビを見る時間は、海外に出る前に比べ、とても少なくなった。
テレビを見ないことも、自分のインテリジェンスを保つ一部だと思う。
４、野外フェスやお金をかけない＆払わない小さいパーティーが好き。
ドイツの夏はフェスがすごい。あれを味わったら、なかなか抜け出せないでしょうな。
お金をかけて遊ばないこと。お金がないのが、工夫につながって、より楽しい時間が過ごせるって事。
居酒屋行って、２時間の時間決められた中で、ばーっと盛り上がってはい４０００円づつって今は？？
な遊びって思う。
５、アートがより身近な存在になる。
アーティストの街ベルリン、そこらじゅうアーティストだらけ。私自身、細々〜〜と音楽とのかかわりというかパフォーマンスとかかわっているが、何でも良いから続けていけばいいんだな〜って思わせてくれた。
私は日本で、あ〜自分は知識もないし”アーティスト”で無いから、止めなきゃいけないとか、アーティストならこのくらいやっているとか、馬鹿みたいに比べていた。どんなレベルでもただやれば良いんだなって。
それが自分の人生の潤いになるんだってね。ベルリンで教わった。
６、一番最初に自分の好きなことをやっても良いんだって事。
私は、結構小さいころから、自分の好きなことって、全ての義務が終わってからやる事って教わってた気がする。
というか、好きなこと＝ 本当はやってはいけないこと って教わっていた気がする。
自分が本当に何がやりたいのか、なかなか解からないし（今でもね）。これだって思っても、他のいろいろな事を終えて、やっぱりコレしかないなってなるまで出来なかったりする。
だから、本当に遠回りになる。急がば周れじゃなくてね。日本語教師になりたいな〜って思った２６の歳から
９年後本格的にはじめることになったし。
３歳ごろからあこがれていたピアノも、最近ようやく又弾くようになった。だいたい毎日弾いている。適当だけど。
ピアノは小さい頃から憧れの対象。子供のころ近くに習うところが無くて、ようやく１０歳から習い始めた。
１３歳になったら中学で、学習塾と陸上部（義務のようにやらなければいけなかった）のために止めたし。高校生になってまたやりたかったけど、世間ではピアノは子供のころじゃないとちゃんと弾けるようにならない。なんていうそんな言葉に従い、
高校生なのに私はピアノを習うには歳を取りすぎたって思っていた。よして横目にピアノ弾ける人って良いな〜
私にはもう無理なんて。。。。。
今は、そんなの関係ない。上手くても下手でも、とりあえず、気の向くままに弾いている。
７、そして、一番大きいのは、日本の中にだって、いろんな生活スタイルを持って生きている人がいるって云うことを
気づかせてくれたこと。
私は日本に居るとき、”日本は〜〜〜、日本人は〜〜〜〜”って思っていたけど、
それは紛れもなく”自分自身”であった。
デモで見たＤＪ
ベルリン版 灰野敬二か？？
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