ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

成功する海外生活への考察6

久しぶりにこのネタ書きます。

この間も書いたのですが、日本語教師になって、なんとなくさらにどんな風に海外生活を送ればいいのかがが見えてきたような気がする。まあ、ひとそれぞれいろんな生活があって、一概には言えないんだけど、なんとなく共通することってあるよね。

海外に住む事って、自分の国の事がみえてきたり、世界の動きにもっと意識が広がったり、それから、今まで気づかなかった自分自身について気がついたりする。

世界について視野が広がるということはね、今の世界がどう繋がっているかを理解したりする。
すべての事は影響しあっていますから、私たちの今の日本の生活も世界に影響があるのですよ。






まあ話は大分飛びますが
たった電気一つでどうやって原子力が作動していて、どうやってウランが掘られているのかとか、
(ウラン採掘でたくさんの労働者や家族が被爆しているのを知っていますか?)

世界で起こるいろんな繋がりに、興味が湧く。

いろいろな貿易、輸出入。それがどうやって私たちの手に入っているのか。その先の人々の生活
今の日本じゃまったく想像が出来ない。


そういうことを知って使っていく。


今の消費社会の、そしてネット社会、デジタル時代のど真ん中にいる人たちに、世界がどういうものか、実際に見て、体験して、それから、いろいろな情報を得てほしいと思う。見方は大分変ると思う。


百聞は一見にしかず。






そうですね〜〜〜。まず話を戻して、海外での生活いきましょうか。

海外生活が辛くなったときに振り返ること。(楽しい時はいいんです。そのまま突っ走って!)
これは私自身の為にも書いている。こういう自分の決まりをたまに読み返すのは良い。


1、まず改めて楽しみをみつけましょうということです。お金がなくてもお金が無いなりの楽しみを
見つけてください。暗くなって落ち込んでも、無理やり何かをして、そこから這い出る。
無理やりでもいいです。落ち込むとね、やっぱりやる気がなくなるの。どうしてもね、
それをシャットアウトするために。やっぱり楽しいことをする。


それから、

2、友達は大切に!現地人の友達が出来たら尚いいです。でも、辛くても友達への愚痴はほどほどに、愚痴を言ったらその気持ちにどんどんのめり込んでいきます。聞いている友達もあなたの世界に入れてしまいます。そんなのかわいそうですよね。辛いけど、ポジティブを装ってもいい。自分が楽しいことをするときどんどん人を誘いましょう。誘って相手が楽しんでくれたら、ぜったいそこからまた輪が出来る。シェアする気持ち大切です。
 



それから、

3、現地語は絶対勉強継続しましょう。勉強は最初は短期集中がいいです。

語学の勉強は、繰り返し以外には道がありませんから、辛くても続けてください。本当に。
ラジオも聞く。解からなくてもいい耳が慣れていいく。それから、勉強した課はなるべく復習して
きっちり、記憶にとどめておく。どんどん勉強して、どんどん忘れていたら、底がきちんとしていないとブロークンな言葉しか身に付かない。ブロークンな言葉は最初は良いが、少し経ったら、どんどん意味が通じなくなっていく。言葉は積み重ねだけ。基本は大切です。そしてどんな状況でもいいから使ってみる。私の学校で、いつも同じレベルのクラスに居て全然身に付かない生徒は居る。
勉強しても、覚えようって云う気合いが無いのね。




4、仕事探しはのんびり構え、何か頼まれたら、断らない。お金にならないことでもしてみる。どんな事でも、その次に繋がる。人を頼らず、自分の足で探すつもりで、気持ちは強く持つ。(でも仕事はだいたい人づてに見つかることが多い)自分は仕事を探していると回りに公言しよう。ひょんなことから、仕事が舞い降りる可能性も。
海外生活が長くなると、腰も重くなっていく、ふとしたときに、ずっと前公言していた事が役に立つときだってある。





5、自分を変えようとしなくて良い。文化が違うと、なかなか理解されないこともある。
でもね、友達が出来て、少し長く一緒にいるとね、そんな文化の違いは関係なくなるもの
やっぱりその人の中身ですよ。だから、普段のあなたでいいんです。




6、日本に居るときから続けているあなたの趣味は続けてください。これは1とも関係がある。
好きな事はどんどんやろう☆



7、そのいる国を好きであること。やっぱり、悪口を言い出すときりがない。人も良い面を見るのと同じ、その土地の国の良い面を見るように。



8、運動すること。運動って考えている以上に、脳に強力に作用します。本当にとくに不安定な海外だからこそ運動はお勧め。公共の施設、安く使用できるものがあるはず。どんどん利用しよう!




9、自分が大変でも人助けをすること。外国にいると、誰かを頼りたい気持ちがすごく出てくる。
でも、それは違うの。外国でも自分が助けてあげられることがあると思って、与えることをする。



10、悲しい事や、嫌な事があったら、紙にすべて書く。パソコンじゃなくて、紙に書くの。どんな事でもとことん書きまくる。そしてそれをしまい込む。


11、つけたし。コレはね車でラジオを聴いているときに、あのオペラの森 公美子さんが言ってたの。イタリア留学のとき、始めは、自炊して日本食食べて、日本に居たときの様に生活していたんだって、でもどんどんホームシックになったり、イタリア人の悪口とか言い始めちゃって、辛くなってきちゃったんだって。そのあとなんでこのイタリア人はこんな感じなんだ??ってどうしてこんな風に生活しているんだろうって、真似し始めてみたんだってさ。そうしたら、彼女自身がイタリアの風土にやっぱり合ってきて、めちゃくちゃ楽しくなってきたって、話をしていた。


郷に入らば、郷に従えって、自分の為でもあるのね。








えらそうなこと書いていますが、これを実践するのはね、難しいの。あたしも出来ていなかった。
生徒や周りの外国人でコレはいい事やっているな〜〜といろいろピックアップしてみたのさ。

どうやって実践するかって、がんばっている人の姿を見る。ああこんなにがんばっているんだって、
すごくいい影響があると思う。









以前リンクした 1938〜〜1950辺りに撮影された映像を使ったチベットのドキュメンタリービデオ

映像が少々綺麗になったので再アップ
これは55分中の最初の9分なので続きはyoutubeでさがしてください。
タイトルは”Tibet The Story Of A Tragedy”