ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ドイツ人と日本人が似てるだって??どこが??

私が長くドイツに居たっていうとね、かならず、

ドイツ人と日本人って 結構似ているんだよね〜〜〜っていわれる。
昨日もね、そう言われた。

全っ全違うんだよ〜〜〜〜。っていつも言っている。

ドイツ人と日本人が似ていたら、

日本人とスペイン人だって似ているし、
日本人とイタリア人だって似ている。
(実際日本でも関西から西の人とは似ている)


特に女同士は全然違う。

というのもね、

ドイツと日本人が比較的似ているとされている部分は

”機能”の部分 ファンクション 的な部分

たとえば、時間を結構守るとか、清潔とか、職人気質とかそういう機能的な部分なのね


でも感情的な部分

繊細さだとか、自然とともに生きてきたとか、相手を察するとか、コミュニケーションに裏と表があるとか


全く正反対。




だからね、男同士は 結構イけるんじゃないかな。まあ男ってそういう機能的な部分のほうが重要で多いでしょ。



でも女は感情的な部分が多く支配しているから、これほど違う人種はない!!





日本に帰ってきてね、なんか一つ腑に落ちない言葉がある。

”空気が読めない奴” はあ?って感じ。

こんなに個性が大切とか、一人一人の個性を伸ばすとか言っておきながらさ、この言葉は何じゃ?


この”空気が読めない奴”これは比較的新しい表現だと思う。帰ってきて聞きなれない言葉が出来てるなって思ったからさ。

昭和の日本だって、豪快で空気読めない大人がいっぱい居たと思うよ!


ドイツ人なんて、空気なんてそんな微妙なもの誰も読めないよな〜〜っと思っちゃう。

まあヨーロッパの出来る人間は空気を読むって言うか、その場の空気を自分が作るって感じかな。


まあ私が最終的にドイツ人って人種が好きにというか慣れていったのも、

この表と裏が日本人に比べてめっちゃ少ない事だったからね。解かりやすいし。素直っで良いかなって感じでさ。

それでも、たまにもっと人の事思いやれよ!とかうわ〜〜〜この店員、メチャクチャやる気無いのそこまで出すか?
って思うが、それが社会的に許されているんだから、ある意味寛容的な社会だよな。




表と裏が余り無いのと、この人の見えない裏の部分を繊細に感じ取るのって反対の部分もあるからね。
たとえばね、表向きに『大丈夫だよっ』て言っても、少しさびしげな表情していたら、日本人だったら何かあったの?ってなるけど、ドイツ人だったら、あっそ大丈夫って本人が言うならそうなんだろう感じ。