ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

長旅は度胸と勢いだけ。30万円あれば、なんとか始められる。

長旅に出たくても、いろいろ考えて行動できない人へのアドバイス


実は準備するものは、お金と、クレジットカードだけ。それ以外何も無い。
長旅どうしようって思っている人、ほぼ身一つで大丈夫なんですよ。


まあこれだと話しが終わっちゃうので、

とりあえず、思いつくものから




1、お金をどう持っていくのか  → クレジットカード
私個人的には1年の旅でも100万あったら十分すぎるくらいだと思う。お金ないほうが、工夫して旅を勧められるからね。ちなみに私は120万で2年の旅をしました。
よりいろいろ体験できると思うから、貧乏なら貧乏なほど良いです。

ちなみに私のアドバイスで20万(飛行機代含む)で半年イギリスに居た女の子がいました。これはオーペアと呼ばれるベビーシッターです。私もオーペアしましたが、週に90ユーロいただきました。月で360ユーロなので完全なプラスです。宿も食べ物代も出るし。

ウーフというオーガニックファームで住み込み・給料タダで働いたときもあったし。そのときは月に使ったお金は10ユーロ

ホームエクスチェンジ, couchsurfingという 自分の部屋に旅行者に泊めさせる代わりに 自分も泊まれる ネットワーク作りのHPもある。http://www.couchsurfing.org/

女性だったらオーペアをやれば、お金は飛行機代さえあれば良いです。(オーペアにビザは必要ないです。)半年やれば飛行機代以上になりますね。




2、保険            → 旅行保険か、国民健康保険、3ヶ月以内ならクレジットカード付帯の海外旅行保険


3、持ち物           → 普通の旅の支度、必要に応じて現地調達


4、海外到着後、他の国や街へ移動のチケット  → 現地の旅行会社や鉄道で調達 ヨーロッパの場合は短距離飛行会社をインターネットで予約、コレも現地でOK、目的場所は大体決まっていても、途中でフレキシブルに対応したほうがいい。


5、安宿の手配         → 1泊目だけ日本でその後は現地で決める。安くていい宿はたくさんある


6、年金、住民票など      → 必要なら住民票を抜く。→これは2022現在の付け足し、住民票は抜かないほうがいいと思います。この後、実は私ちゃんと年金機構に加入しているんですけど、この抜いた期間は追加納入も出来なくて、空白でその後後悔しました。



7、ガイドブック        → 一カ国目だけ日本で購入、周辺国がまとまっているのを持って行っても良い。ロンリープラネットなどは現地で調達容易に可



8、音楽とか本とか嗜好品    →まあ旅先でね、あるとリラックスできたり、暇つぶしになったり本は交換とかもねできる。



9、辞書            → 電子辞書はあまりお勧めしない。壊れたり、なくさないようにかなり気をつかう、ポケットサイズの英和和英セットの辞書のほうが良かった。





あたしの時は実は最初失業保険申請して、その後約一ヶ月だけタイへ行って、失業保険もらいに日本に帰って来て、新たに本格的にしっかり準備して長旅する予定だった。


が、帰って来ないで、お金ももらわず、そのままずっと旅を続けた。。一ヶ月が2年間に・・・・。ガイドブックも2年間持っていなかった。旅の間に必要なものは現地で揃う。一年後帰って来て、住民票抜いて、旅行保険に入ってまたすぐ出国したけど、まあどっちでもいいかな。

住民票抜くということは、年金を払わなくてもいいって事だけど、長い目でみたら、年金には、毎月加入しておいたほうががいいと思うし、
旅行保険が高すぎって思う人は、国民健康保険でも何とかなるかも。


最近年金払いたくない人多いけど、長旅のあと、年金の全額免除申請なり、半額免除申請をすればいい。これは前年度に収入がないと、申請でき、かつ年金も受けられる制度。



それに日本の国民健康保険って海外でもカバーする。これは2001年に出来た制度であたしが旅を始めた年からでその存在をしらなかった。

まあ死亡保険とか、海外で事故とか、やっぱり心配な人は、海外旅行保険入ったほうがいい安心料だよね。


でも病気や怪我の場合は、国民健康保険で、三割負担で帰ってくるらしいです。

あたしの場合は、始めの一年は実は保険ナシで旅をしていました。だって一ヶ月弱のつもりだったからね〜〜、でも2年目は入ったけど、全然使わなかった。まあやっぱり保険は保険だからね。
やっぱあったほうがいいのかな????




お金はクレジットカード2、3枚でいい。カードだったら、紛失してもすぐ止められる。そして再発行も簡単で、海外にも送ってくれる。カードが到着まで機能停止状態で手元に続きしだい連絡、その場ですぐ使えるようにしてくれる。


それにクレジットカードは世界中の現地の銀行ATMの機械でおろせる。トラベラーズチェックよりも、海外CITIBANKの手数料よりも、キャッシングのほうが手数料が安い。CITIバンクのカードなんて持っていたら、なくしたらかなりめんどくさい。日本に帰らないと再発行は出来ない。




だから、長旅どうしようって思っている人、ほぼ身一つで大丈夫なんですよ。身の周りのものも海外で買ったほうが安いし。そして旅の途中で人づてに情報交換なり、収集なり出来ますから。でも一つインターネットには、本当に欲しい情報は、ありません。



海外行ってネットばっかりやっている日本人がいるらしいですが、それだけは、貴重なお金、貴重な時間の無駄です。




ネットって補助的に使わないと、すごく時間の無駄。キーワードがないと自分で全く知らない事って検索できないしね。



やっぱり今まで使える情報くれたのは、地元の人だったし、経験した人だったよ。




そうそうコンタクトレンズも海外は処方箋無しで買えます。自分のレンズのベースカーブと度数だけ知ってれば大丈夫。

日本より安いしね。



じゃあ、長旅ってそんなに簡単なの? 仕事をやめるっているのが一番高いハードルだと思う。

旅ってね、所詮お客さんだからね、お金払って、サービスを受けるわけだからさ。
貧乏旅行だって同じ。いくら貧乏旅行って言っても、現地の人からしたらかなりのお金を払っているからね。

進むにつれ、経験値がアップして、どんどん簡単になっていく。だから長期旅行だったら、旅だけじゃ物足りなく、その中で何かやろうって思ったりもする。


気に入った国も出てきて、長居したくなる。やっぱりせっかく長く居るんだったら、習い事だったり、ボランティアだったり、仕事だったり、なにか少しでも深くその国とコネクトできたらもっといいよね。


旅に出たいって云うのは、自分を成長させたいという欲求の現われだと思う。その成長欲求をただ
遊んでお気軽な旅にするんではなくて、もう少し自分に負荷をかけて、少し辛いけど、もっと自分の内面も掘り下げたほうが、旅がより貴重な体験になる。













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