ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

正式に住み始めて、なんとなくパリに慣れてきたかなあ〜〜〜???

パリ、ようやくなれて来たような気がする。


まあ、気がするだけ!






それで、やっとのこと友達の輪が広がり始めた様な気がする。。。。。

一人は長年、パリにすむ、カリビアンのアメリカ人女性。英語教師をしています。


一人は、アルジェリア仏のハーフの写真家&マッサージ師の女性。


一人は沖縄で三線をならったフランス人男性。



ず〜と彼のアニメ系友人と一緒に週末遊んでいたけど、やっぱりあまりに共通点がないもんだから、
なかなか私の友人として発展する事は難しい。フランス人男性に囲まれ、女性は私一人。
一見うやらましい状態かもしれなかったが、濃いアニメの話にがんばって着いて行く気もせず、
なんとなく、旅行の話とか、なんとなく日本の話とか、なんとなく一緒に麻雀をやってみたり
(みんな初心者で私の方が強かった。。。)なんとなく一緒という感じでね。。。。。

最近はそんな私の感じを彼がなんとか、盛り上げようと家でカラオケ大会を週末開いている。かなり皆に好評を得ています。私はレパートリーのなさに超古い歌謡曲
演歌を歌っている。彼の友達は以外にも英語系の歌に強く、アニソンとシャンソン、ロックなどを歌う。一番盛り上がるのはやっぱりアニソンね。みんな日本語解らなくても、ローマ字読みで
日本語で歌っています。すごい大盛り上がりです。はい。





そんなんで、自分の趣味を共有出来る友達が出来て、嬉しい。

リビアンのアメリカ人。すごい礼儀正しい脱原発にも興味ある社会派の女の子なんだけど、歌ったり踊ったりすると
めちゃくちゃはじけて、リズム感が凄いのね。アフロの血は流石だなって思う。






さて、パリの話。みんなパリに対する考え方や感じ方って全然違うと思う。
私は、よく書くけど、パリかなり苦手だった。。。最近ようやくなれて、少しづつ良い面が見れる様になって来た。



パリの下町っぽさに気づく。自分に合う部分を少しづつ発見。以外にのんびりな雰囲気を感じる場が多い事に気づいた。




空気は常に悪いが。。。





外国人が非常に多い都会という感じで、日本で言われる様な一般的な世間というのは無く、細分化され、自分が属す、属さないを決められる感じがする。

例えば、某国イスラム系社会に属そうと思えばそのイスラムの世間があるのだろうし。

例えば、中国人社会の世間があるだろうし。

例えば、日本人学校にかようお母さんにはその世間があり、


でも、仮にそれに属さなくても、困ることはまるでない。ベルリンも同じ感じがした。

友人どうして助け合っているという感じ。

だって、本当にいろんな人が居る。
共通する価値観が無いので、他人のことイチイチ気にしていたら、その判断はごちゃごちゃに
なっちゃう。そんなごちゃ混ぜの価値観に流されていたら、自分のやりたいことなんて出来ないしね。


脱原発運動だって、誰に邪魔される事も、心ない人たちに紛らわされる事もなく
応援者がたくさん居ることを感じた。
日本だったら警察の監視が強いだろうにと思う、嫌がらせもたくさんあるだろう(唯一の心ない行動は日本大使館のメール)


人のやりたい事を邪魔しないのが、パリ(フランス?)なのかなってね。



好きな事やり放題の中でも、おもいやりの心があるよ。
重いメトロのドアがドンっと閉まるのをちゃんとみんな手で押さえていてくれる。
誰も皆、ちゃんと次の人を待ってまで押さえていてくれる。
こういうの、ベルリンや東京は無いなって思うよ。

ふとしたおもいやりを感じる。








日本人の友人がパリに来たので、高級ブランドを見に行った。

シャネルとか、ラファイエットとか、有名マカロンの店とか


ほぼ皆、世界各国から来る観光客だった。


それから高級ショップがならぶアーケイド街とかね。

フランスの高級な世界を、観光客は楽しむ。





あたしもインドでそうだったかもなって思った。(笑)



わたしも、珍しくラファイエットのメゾン館には心惹かれた。ドイツ語が結構あちこちで聞こえてくる。
そういえば、ドイツにこんなモダンおしゃれなキッチン製品やバスルーム製品はないかも。





未だ変わらないパリの嫌いな面。
超汚い。九割トイレが汚い。セーヌ川の周りは尿臭い。世界のショッピングセンター(ぞわぞわする)
ゴミを散らかし放題、車が生活圏内まで入り込んでいて、排気ガスが凄く喉が痛くなる。
古すぎて汚くて臭い飽和状態のメトロ。外食が高すぎる。住環境が悪い。





好きな所。
皆好きな事をしている。邪魔立ては無い。だから突き進める。(そんな感じがする)
巨大な公園が二つあること。1時間近く電車で出ると、まったくの田舎になる。
多様な人種が存在、自分たちのルーツのまま生きている。彼の友人を含めた心暖かい友人達。美術館。
のんびりできる場所もかなりある。魚介類が豊富。









最近パリのアンダーグラウンドなパーティーシーンにも行った。

パリに6年住んでいた。長年のベルリン友達、彼がなんどかパリに来てくれたおかげ。




ホームパーティ。パリの外れにある一軒家で隠れ家的なパーティーが開催される。




こういうベルリン的なパーティー久しぶりだね〜。



もう一つは、脱原発仲間の女の子に連れられて行った実験音楽パーティー

普通は市民会館の様なカルチャーセンターのようだ。



そんなこんなで、少しづつパリ苦手を克服しつつ、楽しみを少しづつ
見いだし、生活しています。

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