ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

誕生日&自主避難の思い出


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誕生日は22日なんだけど、25日の日曜日に自分主催の誕生日パーティーをした。
ピクニック形式、お気に入りのヴァンセーヌで皆でいろいろ遊ぼうと、いろんな遊戯物を買ったのだが、あえなく前日の夜から
一日中雨。残念。



その代わりに、じゃあ日本家庭料理を提供しようと、
12人分にもなる料理を作った。23平米のアパートの小さなキッチンでね。。。もう大変。





部屋もぎゅうぎゅう詰めです。
集まった多国籍の友人達。
もちろん、フランス人を筆頭に、いろんなバックグランドを持った人たち。
マダガスカル系フランス人。カリビアン系アメリカ人。グアテマラ人。イタリア人。アルジェリア系フランス人。
スペイン人。シリア人。日本人。





フランス風に、コース料理のように順々に品を運ぶ。

1、具沢山みそ汁、

2、きんぴらごぼう、茄子の味噌いため、白ご飯

3、手巻き寿司

4、デーザートの誕生日ケーキ

私の友人にはベジタリアンが多いので、ほぼ全て野菜のみ。ダシも昆布でちゃんと取る。
手巻きの具も野菜がメイン、アボカド、キュウリ、シソ、赤ピーマン。魚も入るが、さしみは高いので、スモークサーモンを使用。
カニかま(スリミと言われて、フランスで人気がある)を使った。

これがね、大好評。(赤ピーマンは彼の妹さんのアイデア





実は生まれて初めて、コーンクリームコロッケに挑戦したのだが、全く形が作れず、とろとろのまま。で、揚げてみたら
変な物体になった。ちょっと出して、美味しいと言われるが、すでに皆が来た所で揚げ物をするのは、大変なので却下。





皆にはとりあえず、飲み物となにか甘いモノを持って来てくれと頼んだら、


12人分でも余るくらいのワイン&ビールが運び込まれ、サングリアもその場で本場のレシピで作ってくれた。
(大スプーン2杯ほどのコニャックをシナモンに漬ける。オレンジ、リンゴ、ピーチを角切り、レモン系サイダーと赤ワイン1:1で割る。甘みを追加したければ砂糖をプラス)
そして、二つの誕生日手作りケーキを頂いた。









こんな暖かい感じの誕生日はベルリンでも無かったぐらいだな〜。と感動。





初めは、料理紹介、そして和やかに雑談に花が咲き、
夜も深まったとこで、唐突に思いついた日本を旅した際の写真のスライド写真。
facebookにはもうセレクトして昔にダウンロードしてあったもの見せる。


これが、かなり好評だった。


このブログでも書くように、私は世界各地を旅しているのだが、ヴァカンスの国
フランス、そんな外国へいく事なんて当たり前。



なので、日本の写真にしてみた。

フクシマ爆発後、九州に一時避難したときに出会った、日本の田舎に住む若者達の生活の写真。


九州に集まった若者たちによる脱原発デモ、それを成功させる為の話し合いの様子。






私の両親の実家の鹿児島、それから屋久島、沖縄と 私の心の故郷を中心にスライドショー。

今ではもう誰も住んでいないが、ちゃんと手入れのされた父の実家の古い山の小さな家。私の本籍がまだここにある事も。




ご先祖家族が全て眠る、お墓。


もうおじいちゃんおばあちゃんが亡くなった私に唯一残る最高齢97歳のおじいさんの妹。



それから屋久島の杉の木。

沖縄3ヶ月の滞在時の写真、子供達のエイサーの写真や島の写真。

沖縄の島の先祖の仏壇を守る為にここに住んでいるという女性の説明



それから、沖縄で三線の職人からかった沖縄の三線の 安里屋ゆんたを歌い弾き。


みんな感動していたよう。




私も海外に出てから、日本の文化が一層好きになったが、

海外に来て良いなって思うのは、ある程度の知識層はこういう日本独自の文化に大リスペクトだってこと。


中には日本って芸者と寿司っていう人も居るけど、私の友人には居ない。


大体海外に興味が会って、ある程度世界情勢に目を向けている人は、こういうその地域地域の地元の深〜い文化に

とっても興味がある。



何かの機会のときに、日本の事や文化や自分のルーツを紹介出来て、自分でも誇らしいと思うし、
その話を興味があって、きちんと理解出来る、私の友人たちにも感謝。











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