ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

フランスで covidに。。。。

数少ない読者の方お久しぶりです。

一ヶ月以上ぶりの日記ですね。

実は9月下旬Covidにかかって、一ヶ月もの間自宅でダウンしていました。

人それぞれCovid−19の症状はまちまちなんだなって実感しました。

現在フランスは1日に3万人から5万人の新規感染者が出ていて(無症状も含む)
亡くなってしまう方が100〜500人の間です。




基本、私には基礎疾患はありません。少々アレルギーがあるくらい。なので、きっとかかってもかなりの軽症だろうとタカをくくっていました。。。。


それが、入院にはならなかったものの結構苦しい目に遭いました。


私の病状。興味ある人もいるかなっと思ってつらつら書きますね。。。


移ったであろう、ある晩の3日後に発症し始める。

ある水曜日の夜、彼の友人に会ったのですが、軽く空咳をしている。。。それもシャトレのバーで一緒に飲み、外は雨が降っていたので、2時間くらい空気のあまり通らないバーにいたのでした。。。。そりゃあ絶対移るでしょ。 その人も体がだるいとか風邪っぽい症状があったら、何か言ってくれれば良いのに。。。。
その頃、世間でははとりあえずマスクをしてれば良い程度で、レストランもバーも通常営業していて、普段だったらテラス席にいるのにその日は寒いので店内に居たのでした。。。。
それで彼と私の症状が出て、その人に検査を進めたら案の定。。。。



最初の二日間は体が異常に怠くて、その後熱が38度7分に一気にあがる。

37度5分から38度9分までを一日の中で行ったり来たり。

パラセタモール(痛み止め兼熱冷まし。とりあえずヨーロッパでは何にでも使われる薬)で少しだけ体が楽になりますが、ほんの気持ち程度。

熱が出始めてから3日目(発症から5日目)あたりから咳が酷くなり

指導どうり、熱が出て4日目にようやく自宅に医者を呼んだのでした。

 

こんなコロナ渦にフランスは自宅に医者が来てくれるんですよ。

そんな事も知らなかったですけどね。。。。

すると、あると思っていなかった抗生物質を処方され、どんどん悪化して行った症状が体の中でピタリと止まった気がしました。

えっつCovidに抗生物質って認可されているの?とか思う方がいるかもしれません。

まだ正式にCovidー19用と政府に承認された抗生物質はないのですが、(昔から肺炎防止に使われている古くて安い効く薬)もうCovid騒動から半年以上がたち、お医者さん達も大体どの抗生物質が効くかわかっているんですね。

私が処方されたのはAzithromycineというもの。

アジスロマイシン - Wikipedia

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発熱から4日間の間どんどん症状が悪化して体が弱っていくのがわかるんですよ。

本当に日に日に。。。。。

四日目の朝、本当にヤバイ。もう耐えられね〜〜〜と、効く薬ないらしいけど、症状やわらげる物でもなんでも良いからどうにかしてくれ〜〜〜。と思って、

医者を呼んだんです。

 



そうしたら、ないはずの抗生物質を処方されて、びっくり。

 

フランスでは、covidの初期の段階でもう1つのマラリアに効く薬とこの抗生物質を飲めば効果があると言う研究者の意見に、政府関係者やメディアは猛反対で大議論になっていましたが、どんどん増えていく死亡者の数に結局はお医者さんは使ってはいるけども、正式に政府は未だにcovid-19 に効くとは認めていないらしいです。

 

この11月現在でもこの薬については、議論がされているというか、既に存在する効き目がある安い薬を政府や薬剤会社はたまたマスメディア関係は認めたくない、と言うのが本音のところです。フランスの変なところは、こうやって力のある人はいくらでも自分たちの肥やしの為に
制度を作ったり、民意を操作したりするのですが、実際の内情を知っている人たちは、
それに反する声を上げないようにして、自分が出来ることをする。そんな感じがします。
でも、一部の反骨精神がある人は声をあげるのですが、メディアで総叩きをされる。。。

現在有名になった南仏の研究者ラウト教授なんかその最たるもの。マスメディア総出でバッシング。

それに、私の彼が読んだ記事によりますと、病気が流行り出した時からドイツの重症患者がフランスよりはるかに低い
のはこの初期の段階でクロロキンというそのマラリアの薬と抗生物質を早い段階で処方していたかららしです。


 

そして、

 

当初、日本でも37度5分以上の熱が4日以上経ってから専門家に連絡するというのが推奨されていましたよね。。。

4日も我慢するのは長すぎると思います。。

それでその後確か70歳以上の人たちは2日以上の発熱で連絡って書いてありますが、

 

40歳以上も2日か3日で専門機関に連絡したほうがいいです。

 

私も発熱後 2日目か3日目に医者を家に呼んでいたら、

ここまで症状がこじれる事はなかったんだろうなあって思います。

もう少し早くその薬を飲んでいたら、もう少し症状が軽く治り、早めに直ったかもなあと心底思いました。

 

 

 

 

そして、なんと家に来てくれたお医者さんが、なんと日本語で挨拶してくる、自分の名前も日本語まじりで。。。。実は柔道の大会で若い頃よく日本に行っていたんだよとかなんとか。



30歳ぐらいのイケメンのお医者さんで、本当〜〜に癒されました。



その人も実はもう3月にはすでにCovidにかかっていて、その後毎日こうやって何件も患者を見ているけど、全く映る気配はないみたい。きっと免疫が付いていると思うって言っていました。

 



それで、抗生物質を処方されて飲んだ次の日も8度以上だったのですが、大分体が楽になった気がしました。

 

本当にお医者さんに命を助けられたような気がします。

 

 

そしてその次の日の
6日目には7度5分まで下がり、その後は7度から7度5分を行ったり来たりを

さらに5日間。

トータル10日間の発熱でもうぐったり。でも、もう悪くなる事はないって感じでホッっとしていました。


が、その後も咳はひどく続き、体も怠くてね。ずっと寝ていました。二週間は布団の中にくるまって寝ていた感じでした。

その後少しづつ起き始めて、それでも咳が出る。

それが発熱から数えて一ヶ月続きました。


そして一ヶ月後、そろそろ人に移さなくなったかなと思ったところで、

かかりつけの医者に行き、なんと胃薬2種類と抗アレルギーの薬を処方され、

それを飲み始めたらピタッと咳が止まったのでした。不思議ですね〜〜〜。。。


私は自主的に一ヶ月自主隔離しましたが、家にずっと居れたので良かったです。

日本は隔離ホテルっていうのがあって、っていうのを読んでゾワっときました。


彼氏の方は私より早く、本当に速攻で熱が出て、すぐ治ったような感じでしたが、その後ずるずると風邪のような症状が続き、一ヶ月以上たった今でもなんだかよくわからないけど、具合が悪くて苦しんでいます。



処方箋の中に検査をするようにと用紙をもらったので、熱がほぼ下がったある発熱から9日目。

予約も入れているし(すでに症状は出ていると伝えた)
仕方なく、だるい体にムチを打って、家の近くのフランス軍の病院へ歩きで行って検査をしてもらいました。。。。

もう9割9分Covidの症状なんだから、外なんか出たくないって、抵抗したのですが、
彼にこれは絶対に行かなきゃ行けないんだよって説得されて。。。。



実は家の近くに2軒のラボラトリーがあるのですが、電話すら通じない。。。


そういえば、軍の病院が近くにあるじゃん。あそこならなんとかなるかと思ってね。

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いくつもテントはあったのですが、実際に稼働していうのはこの上のたった一つのテント

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だけ。

こんなにCovidが流行って、毎日メディアでは何万件の感染者がいても、

実際は中々検査も出来ない。っていうか予約のしなきゃ出来なくて、その電話を取ってくれないの実際のところね。パリ市内には予約なしのテントがあるらしいけど、ずっと並んでないといけないししい。

 

感染者がずっと並んでいたらね。どうなんの?

それに、、感染が明らかな人に、歩きで検査に行かすってどういうこっちゃ。

車がない人なんか歩きで行くんだよね。。

 

うちは歩いて5分程度のところに軍の病院があるからよっかったものの。もっと遠い人はどうなるの?


本当の感染者はもっと多いんじゃないかなって思う。


日本はコロナの症状があったら速攻で隔離だけど、

私なんかはかなり気を付けて行動して、自主隔離一ヶ月したけど、
パリ、特に若者は傍若無人で好き放題。。。。



フランスの私立の病院のベットは沢山空いていますが、
市立病院は満員。。。これはきっと私立だと負担多くて普通の保険じゃカバーできないんでしょうね。。。フランスの医療タダだと思っている方。
市立の病院はタダですが予約に2、3ヶ月待ちなんて事もある。(経験済み)





なので、やはり今回のロックダウン、外出禁止令がとうとう出てしまったのね。

私なんか自主隔離も合わせて合計二ヶ月のロックダウン。。。大変です。


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